名前 | 英語名 | 星座 | 等級 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
アークトゥルス | Arcturus | うしかい座のα星 | -0.0 | 春の大三角をなす |
アクルックス | Acrux | みなみじゅうじ座のα星 | 0.8 | |
アケルナル | Achernar | エリダヌス座のα星 | 0.5 | |
アダーラ | Adhara | おおいぬ座のε星 | 1.5 | |
アルゴル | Algol | ペルセウス座のβ星 | 2.1(極大) | |
アルタイル | Altair | わし座のα星 | 0.8 | 七夕伝説の彦星(牽牛星)とも呼ばれ、夏の大三角をなす |
アルデバラン | Aldebaran | おうし座のα星 | 0.9 | |
アンタレス | Antares | さそり座のα星 | 0.9(極大) | |
カストル | Castor | ふたご座のα星 | 1.6 | |
カノープス | Canopus | りゅうこつ座のα星 | -0.7 | |
カペラ | Capella | ぎょしゃ座のα星 | 0.1 | |
シリウス | Sirius | おおいぬ座のα星 | -1.5 | 冬の大三角をなす |
スピカ | Spica | おとめ座のα星 | 1.0 | 春の大三角をなす |
デネブ | Deneb | はくちょう座のα星 | 1.2 | 夏の大三角をなす |
デネボラ | Denebola | しし座のβ星 | 2.1 | 春の大三角をなす |
ハダル | Hadar | ケンタウルス座のβ星 | 0.6 | |
フォーマルハウト | Fomalhaut | みなみのうお座のα星 | 1.2 | |
プロキオン | Procyon | こいぬ座のα星 | 0.4 | 冬の大三角をなす |
ベガ | Vega | こと座のα星 | 0.0 | 七夕伝説の織姫星とも呼ばれ、夏の大三角をなす |
ベテルギウス | Betelgeuse | オリオン座のα星 | 0.0(極大) | 冬の大三角をなす |
ポルックス | Pollux | ふたご座のβ星 | 1.1 | |
ミモザ | Mimosa | みなみじゅうじ座のβ星 | 1.2 | |
ミラ | Mira | くじら座のo星 | 2.0(極大) | |
リギル・ケンタウルス | Rigil Kentaurus | ケンタウルス座のα星 | -0.3 | |
リゲル | Rigel | オリオン座のβ星 | 0.1 | |
レグルス | Regulus | しし座のα星 | 1.4 | |
北極星 | Polaris | こぐま座のα星 | 2.0 |
同じひとつの恒星でもさまざまな名前がついています。たとえばシリウスは、バイエル名でおおいぬ座α星、フラムスティード名でおおいぬ座9番星、ヒッパルコス星表でHIP 32349、ヘンリー・ドレイパー星表でHD 48915という具合です。本サイトでは、N.D. Kostjuk, HD-DM-GC-HR-HIP-Bayer-Flamsteed Cross Index (2002)を用いて対応づけています。
地球の公転運動により、恒星は天球上の位置を変化させます。この見かけの位置変化量(年周視差)と地球・太陽間の距離を使うと、三角測量と同じように恒星までの距離を調べることができます。
年周視差があることは、地球が太陽の周りを公転している証拠になります。しかし、年周視差は最も近いケンタウルス座α星でも0.7秒角程度と小さく、実際に16世紀の天文学者ティコ・ブラーエは視差が観測できないことから天動説が正しいと考えたほどでした。
ヒッパルコス衛星は、年周視差を精度よく測ることを目的に1989年に打ち上げらました。この成果をまとめたものがヒッパルコス星表で、本サイトではその改訂版(Hipparcos, the New Reduction, van Leeuwen, 2007)を利用しています。しかし、改訂ヒッパルコス星表といえど300光年程度までが限界であり、遠い天体の距離(視差)は精度よく求まっておりません。その場合、距離の数値に"*"をつけて表示しています。