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暦Wiki

半昼夜分

数学的な扱い

半昼夜分出典基準地冬至半昼二至の値毎度の値備考
宣明暦唐書 (早稲田大学図書館 [外部サイト])陽城2002.08大衍暦?λの2次式『宣明暦』に半端な一覧表がある。
授時暦授時暦儀大都 (北京)1907.96弧背術など概ねtanδで比例配分
大統暦明史
小川正意大元授時暦立成2000.0020/30刻に固定概ねλの2次式
貞享暦貞享暦儀京都2000.0020/30刻に固定δで比例配分δは授時暦より少し改善。
関孝和授時暦経立成 (国文学研究資料館 [外部サイト])江戸1985.58独自の方法δで比例配分計算値が精密。
宝暦暦暦法新書 (国立公文書館 [外部サイト])京都2006.12球面三角法
修正宝暦暦暦法新書続録京都2003.88球面三角法宝暦暦より若干改善。

半昼分の比較

宣明暦の場合

授時暦/大統暦の場合

貞享暦の場合

関孝和の場合

宝暦暦/修正宝暦暦の場合

関連ページ


*1 曲安京, 一行の正接関数表(724AD), 数学史研究, 153, 日本数学史学会, (1997).->本文(1)に戻る
*2 時代は前後しますが『宋史律暦志九』皇祐漏刻のように、立春・雨水の昼刻がそれぞれ42刻台、44刻台になるようなもの?->本文(2)に戻る
*3 川原秀城, 日本に影響を与えた中国の天文暦学者伝(6)−梅文鼎, 天文月報 第82巻第12号 [外部サイト], (1989).->本文(3)に戻る
*4 小林龍彦, 享保12年伝来の『割円八線之表』をめぐって, 数学史研究, 129, 日本数学史学会, (1991).->本文(4)に戻る
Last-modified: 2024-03-21 (木) 17:33:07