暦Wiki
月齢 (Lunar age/Age of the Moon)†
- 月齢とは朔 (新月) からの経過時間を日単位で表したものです。
- 朔の瞬間に0.0。1日経つごとに1ずつ増加します。
- 任意の時刻で定義可能です。月は毎日同じ時刻に見えるとは限りませんが、正午月齢や21時月齢など、毎日特定の時刻における月齢を表示することが多いです。
- 小数以下は1桁が一般的ですが、任意の桁で表して構いません。
#もちろん、0桁=整数でも構いません。
- 陰暦の日付と同様、月の満ち欠けを表します。
- 朔を1日とする陰暦では、1日は月齢0.0を含む日、2日は月齢1.0を含む日、・・・となります。
- 朔 (新月) の瞬間に月齢はふたたび0.0に戻り、数えなおします。
- こよみの計算では「月の高度と方位」を選ぶと任意の時刻の月齢を表示できます。これで1時間ごとに月齢を表示させると、どのように変化するかわかるでしょう。
- 正午月齢は毎日1ずつ増えますから、小数点以下の数値は変化しません。しかし、朔の前後では基準が新しい朔へと変わるため、変化することになります。
- この際「朔後の正午月齢=朔前の正午月齢+1−月の満ち欠け周期」という関係が成り立ちます。ただし、月の満ち欠け周期は29.3-29.8日ほどの幅で複雑に変化しており、単純な関係にはなりません。
- 暦には明治43年から掲載されています。
年齢との関係†
- 月齢と陰暦日付の関係は、満年齢と数え年の関係に似ています。
- 月齢や年齢は朔の時刻や誕生日ごとに1ずつ増加し、陰暦日付や数え年は日や年の区切りごとに1ずつ増加します。
- この場合、正午月齢は7月1日現在の満年齢に相当する概念といえるでしょう。
関連ページ†
Last-modified: 2020-05-27 (水) 16:51:02