暦Wiki
季節の星座†
- 季節の星座 (星空) といえば、
- 春:春の大三角、しし座、おとめ座、・・・
- 夏:夏の大三角、はくちょう座、わし座、こと座、さそり座、・・・
- 秋:秋の四辺形、ペガスス座、・・・
- 冬:冬の大三角、オリオン座、ふたご座、・・・
- 北:こぐま座 (北極星)、おおぐま座 (北斗七星)、カシオペヤ座・・・
- などを思い浮かべると思いますが、
- 多くの星座は、時間を選べば、太陽に近づく1−2か月を除いてほぼ1年中見ることができます。
- したがって、ただ星を眺めているだけでは季節はわからず、いつ・どこに見えるかも必要です。
- たとえば、理科年表 (理科年表オフィシャルサイト ) では20時に南中する時期を参考として載せています。
星を見れば季節がわかる†
- 日本人がいかにして星から季節を読み取っていたかについては、星座の和名や言い回しによく表れています *1。
- ふたご座
- かどぐい (門杭)、もんぼし (門柱)、餅くいぼしなど
旧正月ごろ、夜明け前に西に入る様子からきています。
- すばる (おうし座)、みつぼし (オリオン座)
- すまる九つ夜は七つ、みつぼし真っ昼、粉八合
七つは夜明け前で時刻を表し、九つや真っ昼とは南中で位置を表します。夜明け前にすばる (二百十日ごろ) やみつぼし (9月半ば過ぎ) が南中するころが蕎麦蒔きの季節であるという意味です。
- すばるの山入り麦蒔きのしゅん
夜明け前にすばるが沈むころ (10月下旬から11月) が麦蒔きの季節であるという意味です。
- シリウス (おおいぬ座)
- イカ漁はすばるの出に始まり、あおぼし (青星=シリウス) の出に終わる。
- アークトゥルス (うしかい座)
- 麦星、麦熟れ星、麦刈り星
明け方東の空に出る (11月) ころには麦蒔き、西に入る (5-6月) ころには麦刈りの季節。
- 五月雨星、雨夜の星
梅雨明けごろの夕方、天頂に光る。
- 日本以外でも、
関連ページ†
Last-modified: 2014-09-19 (金) 16:31:01